1. ブタクサ

    キク科ブタクサ属 1年草明治初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。羽状に細かく裂けた葉が茎の下部で対生し、上部で互生します。雌雄同株で、雄花は枝の先に穂状に多数つき、雌花は雄花のついている穂の下の葉腋に2~3個つきます。近縁のオオブタクサは大形で、掌状に裂けた葉が対…

  2. よもぎ

    キク科ヨモギ属 多年草地下茎を長く伸ばして群生し、人里や山地で最も普通に見られます。茎は群がってb出て直立し、よく分枝して小さな頭花をつけます。羽状に深く裂けた葉は、表面は緑色、裏面には綿毛が密生して灰白色です。葉に特有の香りがあり、早春に若葉を摘んで草もちを作ります。ま…

  3. オオバコ

    オオバコ科オオバコ属 多年草すべての葉が根本から出て、地面に張り付くように広がります。葉は卵形で長い柄をもち、光沢はなく5本の脈が目立ちます。放射状に広げた葉の中心から数本の花茎を立ち上げ、上部に小さな花を穂状につけます。葉が大きいことが名の由来ですが、花茎が強くしなやか…

  4. セイタカアワダチ草

    キク科アキノキリンソウ属 多年草明治時代に日本に入り、戦後急速に広まった北アメリカ原産のたくましい帰化植物です。全体に短毛の落をつくります。分枝せずに直立する茎の先に黄色の小さな花が円錐状に多数つきます。草丈が高く、花が終わると白いタネが泡のように盛り上がって見えるのが名…

  5. ヒメジョオン

    キク科ムカシヨモギ属 1~越年草北アメリカ原産で、明治初年に渡来した帰化植物です。まばらな毛がある硬い茎が直立し、上部で枝分かれした茎の先に多数の花を咲かせます。ハルジオンによく似ていますが、茎につく葉の基部は茎を抱かず、つぼみのときに花柄ごとたれることはありません。また…

  6. ハルジオン

    キク科ムカシヨモギ属北アメリカ原産の帰化植物で、観葉植物として輸入したものが野に逃げ出し、戦後各地に広がりました。つぼみのころは花序ごとおじぎをするように垂れますが、開くと上向きになります。葉が茎を抱くようにつき、茎を切ると中が中空です。白く詰まっているヒメジョオンと区別でき…

  7. チカラシバ

    イネ科チカラシバ属硬くて長い線形の葉が根本に群がって大株になります。株の中から何本も立ち上げた茎の先に暗紫色の円柱形の花穂をつけます。花穂は長い剛毛に覆われてビン洗いのブラシのようです。根が強く張って、根がなかなか引き抜けないことが名の由来です。踏み固められた道端に多いた…

  8. メヒシバ

    イネ科メヒシバ属 1年草根本から分枝した茎は基部が長く地を這い、節から硬い根を出して広がるため、抜きにくく始末に困る雑草です。線形の葉は薄く軟らかで、裏面と葉鞘に毛があります。茎の先に細い花序の枝が数本出て放射状に広がります。葉や茎が細く、葉鞘が無毛で、小穂が赤紫色を帯びるア…

  9. ノゲシ

    キク科ハチジョウナ属 越年草羽状に裂けた葉は縁がギザギザしていますがとげはありません。茎の上部に互生する葉は柄がなく、茎を抱いています。太い茎は軟らかで中空、葉や茎を切ると白い乳液がでます。タンポポを小さくしたような花が早春から秋のころまで咲き続けます。葉がケシの葉に似て…

  10. ナズナ

    アブラナ科ナズナ属 越年草春の七草のひとつで、古くから食用とされてきました。羽状に深く裂けた葉を地面に張り付けてロゼット状で越冬します。葉の間から花茎を立ち上げ、先に白い小さな4弁の花を多数開き、花後に平たい三角形の果実を結びます。庭や畑の隅などで普通にみられ、霜がおりないと…

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