2016年 8月

  1. ナガミヒナゲシ

    ケシ科ケシ属 1~越年草よく花壇などに植えられる園芸種のポピー(ヒナゲシ)よりも一回り小さいサーモンピンクの花を咲かせるのが、このナガミノヒナゲシです。ヨーロッパ原産の帰化植物で、各地で急激に増え始めたのは、1990年頃からではないでしょうか。その名のとおりの長い実の…

  2. イヌタデ

    タデ科タデ属 1年草茎の下部は地を這って分枝し、上部は直立し、広披針形の葉が互生します。分枝した茎の先に小さな花が穂状にたくさんつく。花には花弁がなく、5裂する萼片はふつう紅色で、まれに白色もあります。香辛料としてタデ酢や刺し身のつまなどに使われるヤナギタデに…

  3. レンゲソウ

    マメ科ゲンゲ属の一年草で、学名は Astragalus sinicus。 東アジアから中国が原産です。日本へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。「げんげ(紫雲英)」というのが標準和名ですが、ふつうには「れんげ(蓮華)」、「れんげそう(蓮華草)」と呼ば…

  4. ヤブマオ

    イラクサ科カラムシ属 多年草全体に短毛が多く、触るとざらつきます。茎はふつう分枝せずに直立し、先がとがって厚みのある卵状長楕円形の葉が対生します。茎の上部の葉腋に長い穂状に雌花をつけますが、下部につく雄花の多くは退化しています。よく似たメヤブマオは、花穂が細く、雄花の塊が…

  5. ヤエムグラ

    アカネ科ヤエムグラ属 1~越年草全体にざらざらしています。角ばった茎はよく分枝し、下向きについたトゲで他のものに絡みながら群がって伸びます。葉は広線形で、6~8枚が輪生し、葉腋や茎の先に花序を出し、小さな花を開きます。幾重にも重なって茂ることが名の由来ですが、百人一首に登…

  6. ブタクサ

    キク科ブタクサ属 1年草明治初期に渡来した北アメリカ原産の帰化植物。羽状に細かく裂けた葉が茎の下部で対生し、上部で互生します。雌雄同株で、雄花は枝の先に穂状に多数つき、雌花は雄花のついている穂の下の葉腋に2~3個つきます。近縁のオオブタクサは大形で、掌状に裂けた葉が対…

  7. よもぎ

    キク科ヨモギ属 多年草地下茎を長く伸ばして群生し、人里や山地で最も普通に見られます。茎は群がってb出て直立し、よく分枝して小さな頭花をつけます。羽状に深く裂けた葉は、表面は緑色、裏面には綿毛が密生して灰白色です。葉に特有の香りがあり、早春に若葉を摘んで草もちを作ります。ま…

  8. オオバコ

    オオバコ科オオバコ属 多年草すべての葉が根本から出て、地面に張り付くように広がります。葉は卵形で長い柄をもち、光沢はなく5本の脈が目立ちます。放射状に広げた葉の中心から数本の花茎を立ち上げ、上部に小さな花を穂状につけます。葉が大きいことが名の由来ですが、花茎が強くしなやか…

  9. セイタカアワダチ草

    キク科アキノキリンソウ属 多年草明治時代に日本に入り、戦後急速に広まった北アメリカ原産のたくましい帰化植物です。全体に短毛の落をつくります。分枝せずに直立する茎の先に黄色の小さな花が円錐状に多数つきます。草丈が高く、花が終わると白いタネが泡のように盛り上がって見えるのが名…

  10. ヒメジョオン

    キク科ムカシヨモギ属 1~越年草北アメリカ原産で、明治初年に渡来した帰化植物です。まばらな毛がある硬い茎が直立し、上部で枝分かれした茎の先に多数の花を咲かせます。ハルジオンによく似ていますが、茎につく葉の基部は茎を抱かず、つぼみのときに花柄ごとたれることはありません。また…

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