2016年 8月

  1. ハルジオン

    キク科ムカシヨモギ属北アメリカ原産の帰化植物で、観葉植物として輸入したものが野に逃げ出し、戦後各地に広がりました。つぼみのころは花序ごとおじぎをするように垂れますが、開くと上向きになります。葉が茎を抱くようにつき、茎を切ると中が中空です。白く詰まっているヒメジョオンと区別でき…

  2. チカラシバ

    イネ科チカラシバ属硬くて長い線形の葉が根本に群がって大株になります。株の中から何本も立ち上げた茎の先に暗紫色の円柱形の花穂をつけます。花穂は長い剛毛に覆われてビン洗いのブラシのようです。根が強く張って、根がなかなか引き抜けないことが名の由来です。踏み固められた道端に多いた…

  3. メヒシバ

    イネ科メヒシバ属 1年草根本から分枝した茎は基部が長く地を這い、節から硬い根を出して広がるため、抜きにくく始末に困る雑草です。線形の葉は薄く軟らかで、裏面と葉鞘に毛があります。茎の先に細い花序の枝が数本出て放射状に広がります。葉や茎が細く、葉鞘が無毛で、小穂が赤紫色を帯びるア…

  4. ノゲシ

    キク科ハチジョウナ属 越年草羽状に裂けた葉は縁がギザギザしていますがとげはありません。茎の上部に互生する葉は柄がなく、茎を抱いています。太い茎は軟らかで中空、葉や茎を切ると白い乳液がでます。タンポポを小さくしたような花が早春から秋のころまで咲き続けます。葉がケシの葉に似て…

  5. ナズナ

    アブラナ科ナズナ属 越年草春の七草のひとつで、古くから食用とされてきました。羽状に深く裂けた葉を地面に張り付けてロゼット状で越冬します。葉の間から花茎を立ち上げ、先に白い小さな4弁の花を多数開き、花後に平たい三角形の果実を結びます。庭や畑の隅などで普通にみられ、霜がおりないと…

  6. どくだみ

    どくだみ科どくだみ属 多年草昔から知られた薬草のひとつで、全草に独特の臭気がある。地下の根茎で増えます。よく目立つ4枚の白い花弁のようなものは総苞で、中央の黄色い円柱状のものが花です。毒を矯正する、抑制するという意味の「毒矯め」から名つけられたといいますが、毒にも痛みにも効く…

  7. コセンダングサ

    キク科センダングサ属 1年草江戸時代に渡来した帰化植物ですが、原産地ははっきりしていません。舌状花がなく筒状花だけの黄色い頭花を、枝の先に1つずつつけます。実に3,4本のとげがあり、とげには逆向きの毛があって衣服などについて種子が運ばれます。同じようなところには、頭花に白…

  8. スベリヒユ

    スベリヒユ科スベリヒユ属全体に多肉質で毛無。つやつやした円柱形の茎が地面を這うように四方に広がり、先は斜めに立ち上がります。小さな黄色の花は、日が当たると開きます。果実は熟すと横に裂け、上半分が離れて黒い種子が散ります。軟らかい茎先は食用になり、茹でると独特のつるつるした汁が…

  9. コミカンソウ

    トウダイグサ科コミカンソウ属 1年草赤みを帯びた茎が直立して小枝を横に広げ、楕円形の葉が規則正しく互生します。葉が枝の左右につくので一見すると複葉のように見えます。花は上部の葉腋につきます。ヒメミカンソウは、やや斜めに傾く茎に小枝と葉をつけます。葉腋につく花は雄花と雌花が…

  10. コニシキソウ

    トウダイグサ科トウダイグサ属の1年草北アメリカ原産の帰化植物です。全体に白い毛が多く、切ると乳液が出ます。茎は枝分かれを繰り返しながら地面を這って広がり、長さ10~20㎝になります。ニシキソウにも似ていますが、対生する葉に上面に暗紫色の斑紋があるので区別できます。茎が斜上…

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