マメ科ゲンゲ属の一年草で、学名は Astragalus sinicus
。
東アジアから中国が原産です。日本へは17世紀ごろに渡来し、明治以後になって急速に広まりました。
「げんげ(紫雲英)」というのが標準和名ですが、ふつうには「れんげ(蓮華)」、「れんげそう(蓮華草)」と呼ばれています。
以前は、どこの田んぼでも種を播いて緑肥としていましたが、今ではほとんど見られなくなりました。花期は4月から6月ごろ。
「れんげそう」は、高さが10~20センチくらいになります。花壇の縁取りやプランター、芝生のアクセントなどにも利用できます。
花の色はふつう紅紫色ですが、まれに白花種や受粉後に紅色に変化するバイカラー種もあります。春の若芽をおひたしに、花は天ぷらにするなど食用になります。
さすがに草むしり作業では遭遇することはないですね。キレイなのでむしる場合でも躊躇しそうです。
抜き易さレベルは星…不明です。