マイマイガ


マイマイガ(舞舞蛾)
ドクガ科に分類されるガ(蛾)の1種である。森林害虫としてよく知られる。

成虫は、性的二形が顕著で、オスは茶褐色、メスは白い色をしている。大きさも異なりオスは体長20mmから50mm程度、メスは50mmから大きな個体では100mmほどにもなる。学名の種小名 dispar は本種のこの特徴に由来し、ペアになっていない、といった意味がある。幼虫は典型的なケムシで、頭部には1対の縦長の黒斑があり、目玉のように見える。背面には目立つ二列の点が並ぶ。この点の色は個体にもよるが頭寄りの5対のみ青、それ以降の6対は赤くなるものが多い。成長すると体長60mmほどになり、糸を吐いて木からぶら下がっている様子から、別名ブランコケムシと呼ばれており、風に吹かれるなどしてこの状態でかなり広域を移動できる。 特徴的な縦長の黒斑ドクガ科に分類されるが、アレルギーでもない限り、人が害を被ることはほとんどない。しかし、1齢幼虫にはわずかだが毒針毛があり、触れるとかぶれる。卵、2齢以降の幼虫、繭、成虫には毒針毛はない。

驚きの事実!

約10年周期で大発生を繰り返す性質があり、その際にすさまじい個体数と旺盛な食欲であらゆる草花、樹木の葉を食い尽くすので森林害虫として非常に有名である。なお、大発生する仕組はよくわかっていない。
ウィキペディア参照

こちらの毛虫(マイマイガ)も草むしりではあまり遭遇しませんが、庭木の伐採の際に見かけることがあります。とくに群れているわけでわないようですので作業の邪魔にならないところへ移動してあげてます。

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